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一企業が世界の農業を支配?「モンサントの不自然な食べもの」

「モンサントの不自然な食べもの」は2008年にフランスで作られ、日本でも2008年にBSで放送されたドキュメンタリーです。

 

アメリカの一企業である「モンサント」が遺伝子組み換え食品を使って、いかにして世界の農業を牛耳っていこうとしているかというのを描いた作品です。

 

内容はちょっと後回しにさせてもらって、今回いろいろと調べていて一番驚いたことを言わせてください。

 

それは、日本の遺伝子組み換え作物の輸入量です。

 

下記はモンサント日本モンサント株式会社のQ&Aのページからの引用です。

 

http://www.monsanto.co.jp/question/

 

日本に遺伝子組み換え作物は入ってきているのですか?

 

日本は推定で、毎年約1,700万トン(日本国内のコメ生産量の約2倍の遺伝子組み換え作物を輸入、消費しています。これは日本が輸入する穀物の半分以上に相当しています。遺伝子組み換え作物は日本の食生活の安定に貢献しています。

 

遺伝子組み換えを使っていると表示された食品を見たことがないのはなぜですか?

 

遺伝子組み換え作物を利用している製品(食用油、異性果糖(甘味料)、家畜飼料など)の多くが、遺伝子組み換えの表示を義務付けられていないためです。

 

こんなに日本に遺伝子組み換え食品が入ってきているなんて全然知りませんでした。

 

皆さん知ってましたか?僕だけですかバカなのは?

 

これでTPPや日米自由貿易協定なんてものが成立して開始された日には、日本の輸入穀物は100%遺伝子組み換えになってしまいそうです。

 

「モンサントの不自然な食べもの」の内容

 

「モンサントの不自然な食べもの」の紹介として本編の冒頭部分の書き起こしとユーチューブにあった予告編を掲載しておきます。

 

ナレーター:アメリカ中西部の穀倉地帯、一面に植えられたこの大豆は、除草剤に強い耐性を持つ遺伝子を組み換えられた品種です。

 

アメリカの巨大農業関連企業「モンサント社」はこの遺伝子組み換えの種子と除草剤の販売で世界の市場を支配しています。

 

農夫A:除草剤の「ラウンドアップ」を遺伝子組み換え大豆の畑に散布しています。

 

ご覧のとおり雑草が生えていません。

 

ナレーター:ところが遺伝子組み換え大豆の安全性や環境に対する影響については多くの科学者が疑問を投げかけています。

 

科学者B:アメリカでは遺伝子操作で開発された食品の場合、何の特殊な検査も義務付けられてないのです。

 

科学者C:メキシコで1万年以上にわたって守られてきたはずの在来種のとうもろこしがアメリカの遺伝子に汚染されていたとは、本当にショックでした。

 

ナレーター:「モンサント」は遺伝子組み換えの種子や苗に特許権を申請し、莫大な利益を上げています。

 

また、バイオテクノロジーを利用した食物の認可を得るために、アメリカ政府をはじめ各国に強い働きかけを行ってきました。

 

アグリビジネスの巨人「モンサント」の世界戦略を検証します。

 

 

「モンサントの不自然な食べもの」を見るだけでなく、モンサントのホームページ、モンサントのウィキペディアなどいろんなところを見て情報を仕入れ、整理してください。

 

動画はネットの至る所に落ちてます。

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