スポンサーリンク
ごはんがあぶない。「フード・インク」
私たちが食べているもののホントがここに
「食品業界は真実を隠したい、知ると食欲が失せるから」
「それは農場ではなく工場だ」
「巨大な買い手は巨大な売り手を求める」
といった言葉がDVDの冒頭から踊るのが、今回ご紹介する「フード・インク」というドキュメンタリーです。
かなり有名なドキュメンタリーなので、食に興味がある人なら観たことがある人も多いでしょう。
日本でも、2011年に全国の劇場で公開されました。
問題はどこにあるのか
さて、このDVDは食に関する問題の中でも大きな問題の一つである、「多国籍企業の独占」に絞って話を進めています。
多国籍企業が「種子からスーパーまで」食品のすべてを管理し、企業を監督するはずの機関や政府までをも取り込み、やりたい放題の状況を作り、とても「食べ物」とは言えないようなものを、平気で世の中に出回らせているということを突き詰めています。
僕が「フード・インク」の中で、一番印象に残った言葉は
「農家が自分で植えた作物の種子を保存すると特許権侵害になる」
といったものです。
この言葉の意味が気になる方は、ぜひ一度ご覧になってください。
予告の動画でも言っている、「今日のご飯選びが必ず変わる」という言葉が誇大広告でないことがわかります。
そして、自分が普段食べ物と思って食べているものは、一体何なんだろうかと考えずにはいられなくなります。
食べ物を設計?「フード・インク」関連ページ
- 30日間マックのみ!「スーパーサイズ・ミー」
- ”体にいい食べ物”を考える上で、特に参考になった書籍・DVDなどをご紹介致します。今回はマクドナルドを1日3食30日間食べ続けたドキュメンタリー「スーパーサイズ・ミー」です。
- 一企業が世界の農業を支配?「モンサントの不自然な食べもの」
- 今回は「モンサントの不自然な食べ物」をご紹介します。日本にも大量に輸入されている遺伝子組み換え食品のシェアの90%を握っている会社がモンサントです。
- 大企業が水も支配する「ブルー・ゴールド ~狙われた水の真実~」
- 今回は「ブルー・ゴールド ~狙われた水の真実~」を見ました。大企業が水をも支配する恐ろしい世界を描いたドキュメンタリーです。