花粉症と食べ物の情報

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花粉症に効く食べ物【厳選4つ】

花粉症に効く食べ物とは

 

花粉症歴30年(2015年現在で37歳)の僕が花粉症に効く食べ物を厳選して4つご紹介します。

 

  1. ケフィア(乳酸菌)
  2. オメガ3
  3. 無農薬食品
  4. 無添加食品

 

では一つずつ見ていきましょう。

 

ケフィア(乳酸菌)

 

乳酸菌が花粉症に効くというのは、かなり市民権を得てきたお話しですよね。

 

仕組みとしては、

 

私たちの体内には、免疫システムをコントロールする司令塔の役割を果たす「ヘルパーT細胞」というリンパ球があります。

 

これには1型(Th1)と2型(Th2)の2種類あり、どちらかが増えるともう片方が減る仕組みになっています。

 

花粉症の人はTh2がTh1より増殖していることがわかっており、Th2から産出される「インターロイキン4」という化学伝達物質は、IgE抗体の産出を促します。

 

http://president.jp/articles/-/8616

 

そして、IgE抗体は花粉を異物とみなして攻撃するために炎症(目が赤くなったり・鼻づまりになったり)が起こり、花粉を体外に排出しようとするためにくしゃみ、鼻水、涙などが出るというわけです。

 

で、このIgE抗体を作るTh2の増殖を抑える働きがあるのが乳酸菌ということです。

 

いろんな乳酸菌が効果があるとされていますが、乳酸菌は他の誰かに効果があるからと言って自分に効果があるとは限りません。

 

なぜなら、腸内細菌叢(腸内に住んでいる菌の種類や数)は人によって異なるからです。

 

そこでおすすめなのがケフィアです。

 

ケフィアには複数の乳酸菌が含まれており、酵母も生きています(ケフィアは発酵し続けているために密封した容器に入れると膨らんで破裂してしまうので、現在は日本では売られていません)。

 

乳酸菌について考察したサイトも運営しています。

 

オメガ3

 

オメガ3というのは脂肪酸の1種なんですが難しいことは置いておきましょう。

 

とりあえずここで必要な知識は、オメガ3(魚・えごま油など)が炎症を抑える働きをしていて、オメガ6(植物油・動物の脂肪など)というのが炎症を進める働きをしているということです。

 

そして、この二つがバランスを取って炎症の仕組みを支えているのです。

 

さきほども出てきましたが、炎症というのは体を防御するために必要な働きです。

 

ただ、戦後からの食生活の変化でオメガ3の摂取が減り、オメガ6の摂取が莫大に増えたことにより、僕らの体は「炎症反応が起こりやすすぎる体」になってしまっているのではないかというお話しがあるのです。

 

そして、その「炎症反応が起こりやすすぎる体」がアレルギーやがんや自己免疫疾患や各種炎症性の疾患の激増につながっているという仮説もあります。

 

具体的な食生活

 

ということで、オメガ3の摂取を増やし、オメガ6の摂取を減らせば、炎症のバランスを取り戻せるのではないかという仮説に沿って変更した僕の食生活を紹介します。

 

まずはオメガ3に関しては魚を食べる回数を増やしたり、サプリやえごま油などを使って摂取量を増やしています。

 

そして、オメガ6を減らすために加熱用の油はオリーブオイル(オリーブオイルはオメガ9です。オメガ3は加熱に弱いですし、加熱用に使うには高すぎます)に変更しました。

 

あとは、ほとんどの市販のお菓子にも植物油が含まれているので気をつけています。

 

オメガ3について詳しく紹介したサイトも運営しています。

 

無農薬食品

 

農薬に関しては「ただちに健康に影響はない」という誰かが言っていたセリフを思い出さずにはいられません。

 

影響がすぐに出ない物も多いし、どこに影響が出るのかわからないのであまり言及されませんが、自然な存在である人間の体にとって化学的な合成によって作られた農薬が良いはずはありません。

 

そして、日本は韓国と並んで単位面積当たりの農薬使用量は世界でも群を抜いてトップです。

 

作物当たりの農薬使用許可量もとんでもなく緩いというのは、マスメディアでは全く報道されない隠された事実です。

 

下記の記事で環境脳神経科学情報センター代表の黒田洋一郎氏がこれらについて語っています。

 

http://iwj.co.jp/wj/open/archives/242962

 

そんな農薬たっぷりの食品を食べ続けていたら、体の調子がおかしくなっても何ら不思議はありません。

 

無添加食品

 

添加物も無視されがちですよね。

 

確かに添加物は単品では人体に影響はないとされています、もちろん「ただちに・・・」です。

 

ただ、体の中で混ざった場合の影響は”実験すらされていない”のが現状です。

 

まあ星の数ほどある添加物が混ざり合った場合の影響なんて、実験するのは無理な話ですけどね。

 

しかし単体でも、防腐剤なんかは腸内に入ると善玉菌が激減し15時間腸が動かなくなるなんていうお話しもあります。

 

まあ、普通に置いておけばすぐダメになる食品を、1週間とかもたせるんですからどれだけ強力な効果があるかはちょっと考えればわかりますよね。

 

そして、その効果が人体だけには及ばないとは考えにくいですよね。

 

ということで、添加物たっぷりの食品を食べていては腸内環境も悪化するので花粉症が改善されるわけもありません。

 

僕は「大地を守る会」というネットスーパーで無添加・無農薬の食品を取り寄せています。

 

値段は市販の食品よりも当然高いですが、健康で働けることや病気になってかかる病院代を考えたら安いものです。

 

花粉症に効く食べ物まとめ

 

ケフィア(乳酸菌)、オメガ3、無農薬食品、無添加食品にこだわれば相当花粉症は改善されます。

 

中学生で花粉感知度検査をした時に耳鼻科の先生が、「スゴイ数値だね」と思わず言ってしまったほどひどい花粉症だった僕が改善できたのですから。

 

そして、現代人が侵されている多くの病気を防ぐことも可能だと僕は考えています。

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