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乳がんと食べ物について。
乳がんと食べ物
乳がんに関係すると言われる食べ物といえば大豆・乳製品・食べ過ぎ(肥満)・アルコールなどが挙げられます。
それで、いろんな実験結果があったり、いろんな意見があるわけですが、僕は大豆や乳製品に関してはそれほど関係ないのかなと思いました。
食べ過ぎとアルコールに関しては、乳がんだけでなくほかの病気も簡単に招くので、できる限り節制すべきでしょう。
なんて書いてるとあまりにも当たり前のことになってくるわけですが、当たり前は大事です。
人間(動物)は普通の生活をしていればそんなに病気をするものではありません。
もちろん老いによる「がん」は避けられないものですが、若い時にこれほど多くの人が病気になるのは明らかに異常です。
現代人は添加物まみれかつ栄養過多の食べ物に囲まれ、運動不足になっていて、普通の生活を送れなくなっているのでいろんな病気が激増しているのです。
我々は長い時間をかけて日本の風土にあった体になってきたわけですから、急に生活スタイルを変えたら体がついこれないのは当然です。
明治から始まった食の西洋化、戦後から始まった食の工業化、終日パソコンに向かっているオフィスワーク、こんな状況で「健康」を維持できたらそれこそ快挙でしょう。
このグラフを見ればがんになる人が激増しているのが実感できると思います。
まずは、全体的におかしくなっている生活(食事も含む)を変えることがスタートです。
乳がんとエストロゲンと食べ物
ただ、乳がんの増え方は大腸がんと並んで異常ですよね。
乳がんが激増したのは、女性の一生でエストロゲン(女性ホルモン)と関わっている時間が増えたことが原因と言われています。
栄養が豊富になって初潮から閉経までの期間が長くなったことなども関係しているということです。
しかし、ここで注目したいのは食品から摂取されるエストロゲンです。
具体的にはアメリカ産牛肉に残留しているエストロゲンについてです。
http://www.seikatsuclub.coop/item/taberu/knowledge.html
肉牛を短期間で効率よく肥育するための成長ホルモン剤。
その食肉への残留濃度と、子宮体がんなどのホルモン依存性がん発生数の増加が無関係ではないとする論文が「日本癌治療学会」などで2009年に発表されました。
アメリカ産牛肉と国産牛肉の成長ホルモン残留濃度を比較した結果、アメリカ産には国産の600倍もの濃度の成長ホルモンの残留が判明。
調査に参加した医師のひとりで北海道大学遺伝子病制御研究所客員研究員の半田康さんは「やはり国産を選択するのが賢明。
日本とアメリカの牛肉消費傾向からエストロゲン高濃度の牛肉の摂取と、子宮体がんや乳がんなどのホルモン依存性がんの発生増加の関連性が考えられる」と話しています。
「日本癌治療学会」の見解と食料自給率のグラフを見てもらうと、輸入牛肉に残留しているエストロゲンが乳がんの発生に関与していると少なくとも疑うことはできそうです。
もちろん大豆・乳製品・肥満・アルコールと一緒で確実な因果関係を見出すことは不可能です。
ただ、輸入牛肉に関しては簡単にやめることができます。
ちょっとお金はかかりますが国産牛肉を買って、外食でハンバーガーなど輸入牛肉が使われているものをやめればいいだけですからね。
乳がんと食べ物のおすすめ
あとは乳がんを防ぐためには免疫系をまともにしたい(どんな病気でもそうですが)ので、腸内環境を整備したいところです。
運動も大切ですが、乳酸菌などを摂取して腸内環境を良くすれば、免疫系も正常化されるでしょう(腸には免疫系の60〜70%が集中していると言われます)。
そして、なんといっても忘れてならないのは添加物や農薬や遺伝子組み換え食品を摂取しないことです。
これら3つは当たり前のように僕らの口に入っていますが(日本は添加物・農薬(基準がゆるい)・遺伝子組み換え食品(普通に食品に加えられてます)接種の大国です)、もともと自然界にない化学物質のものが多いですから体にいいわけがないですよね。
防腐剤なんかは腸の動きをストップさせると言われてますから、免疫系を破壊しているのかも知れません。
そして、実は遺伝子組み換え食品を世界で一番食べてるのは日本人なんです。
遺伝子組み換え食品を2年間(ラットの寿命)食べ続けたラットの体は下の写真のような巨大な悪性腫瘍(がん)が発生するという実験も行われています。
僕は無添加・無農薬・無遺伝子組み換え食品を「大地を守る会」というネットスーパーで購入させてもらってます。
まとめ
正直大豆・乳製品とか言う前に、まずは考えるべきことがあると思います。
何度も言いますが、人間の体は「普通」にしていれば、外部からの侵入者をやっつけることができたり、寝ているときにでもちゃんと臓器は動いたりするという「スーパーシステム」です。
人間の浅知恵(たかだか数百年の歴史の科学)でどうこうできる代物ではないのです。
肥満を解消して、お酒をやめて、大豆や乳製品に気を使うのもいいですが、食生活についての根本的な見直しも絶対にやりましょう。
「人間にとって普通の食べ物ってなんだろう?」と考え、食品を食べるときは「この食べ物って普通かな?」と考える癖をつけましょう。
すぐにはできませんし、現代社会では完璧に普通の食生活をすることも難しいです。
それでも、継続していれば「体が変わる、味覚が変わる」のは間違いなく実感できます。
そして、それを実感できた時に今まで食べていたものに対して強い恐怖感を感じるようになります。
僕も昔はコンビニやマックでふつーになんでも食べてましたが、今ではまったく受け付けなくなりました。
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